なぜかMacのイラストレーターからPDFに保存した際ってほとんど容量変わらないですよね。とりあえず適当にイラストレーターデータを作ってみました。画像を入れてイラストデータ入れてtestdata.aiとして保存しました。
はい、これだけで100MBオーバーです。。。さてさてここからです。MacだとこれをイラストレータでPDFで普通に保存するとほとんど変わりません。ほとんどイラストレータデータそのもの。PDFで表示されるだけで容量が多いままですね。
ちょっとした設定で容量を軽く出来ます。
さてこのtestdata.aiの容量が117.5MBと結構多いですね。これをPDFで保存します。
保存するときにAdobe PDFを選択します。
ここでポイントです。ここで「Illustratorの編集機能を保持」のチェックを外します。これだけで重さが違って来るんです。
そしてさらに左にある圧縮タブをクリックしてカラー画像のところが「ダウンサンプルしない」になっているところを「ダウンサンプル(バイキュービック法)」にしてください。解像度の数値は150ぐらいで良いと思います。閲覧だけなら72ぐらいまで落としても良いかもしれません。
圧縮は自動(JPEG)にして画質は中ぐらいにしました。最高にすると高画質になり多少容量が増えます。
これで保存したらかなり容量が減りました。1.6MBぐらいまで落ちました。良い感じですね。
ただ設定が面倒だなという感じですね。
EPSからPDFに保存するというやり方があります。設定を意識しないので楽かもしれません。 イラストレーターデータをIllustrator EPS保存します。
複雑な処理で作ってあるAIデータはそのままの状態にならないかもしれませんのでEPSに変換する際は注意が必要です。
保存の際はAdobe PostScriptのレベル3にして保存します。
保存したEPSファイルをAdobe Distillerに送れば自動的にPDFに変換してくれます。これだけで上記の設定とほぼ同じ容量になります。
Adobe DistillerはPSファイルをPDFに変換するソフトです。Adobe Acrobatに付属しているソフトなんですがあまり使っていないですがこんな時に役立ちますね。
以前紹介したフォルダアクションのようなことも出来ます。
とりあえずPStoPDFというフォルダを作ります。
Adobe Distillerを起動させて設定から監視フォルダーを選んでフォルダーを追加します。上記フォルダを選びます。
するとこのフォルダ内にInフォルダとOutフォルダが出来上がりますのでEPSファイルをInフォルダに入れるとOutフォルダにPDFファイルが出来上がります。
当然ですがAdobe Distiller起動している状態に限ります。
こんな感じです。
下記のような簡易的方法もあります。
知ってるようで、知らずに損してるAcrobatとPDFのアレコレ(2)PDFの軽量化、そして、別フォーマットへの変換 - Adobe Creative Station
参考になれば幸いです。
∞Tadashi Suyama∞
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