今回はあらゆるところで使われているPHP用のメール送信ライブラリphpmailerの使い方を紹介します。
脆弱性がPHPMailer5.2.18より下のバージョンで発生するので新しいバージョンをお使い下さい。現在の2017年6月現在のバージョンは5.2.23です。
とても簡単にメールを扱えるライブラリーになります。phpでもmail関数が使えるので簡単にメール送信は実装できるのですが、添付ファイルやらHTMLメールなど付加機能をつかるととたんに難しくなるので一括できるこのアプリケーションで実装していきましょう。
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因みに当社のフォームはPHP用の強力なコンポーネントベースのメールライブラリ - Swiftmailerを使っております。
ライブラリの使い方
PHPMailerはPHP用の完全な機能を備えたメール作成および転送クラスです。
まずはcomposerでインストールしてしまいましょう。紹介しているサイトではダウンロードして必要なファイルを入れるという風に書かれている方がいらっしゃいますが最近はcomposerで管理されている方も多いですのでさくっとこれで入れましょう。composerはあらかじめインストールはしておきましょう
Macの場合だとターミナルで以下でダウンロードして2行目でpathの通った場所へ移動させるということをしています。windowsでもダウンロードまでは同じですがパスを通す方法が違います。
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
PHPMailerをダウンロードします。するとvendor/phpmailerというフォルダの中に入ってきます。
composer require phpmailer/phpmailer
設定情報用のsetting.phpに必要な情報を記載します。
setting.php
setting.phpは設定で使う箇所になります。適宜変更してお使い下さい。
mail.php
メールの設定部分です。1行目はcomposerに入れているライブラリを呼び出すものなので必須です。
2行目は上記のsetting.phpを呼び込みます。
あとは必要に応じて記載します。基本これだけでメールが送信できます。
コンタクトフォームサンプル
PHPMailerのサンプルにあった例なんですが日本語にしました。簡単なフォームです。ちょっと変えてあります。
⇒contactform.phps
上記コンタクトフォームサンプルです。そのまま使えますが、カスタマイズ用、動作確認用としてお使い下さい。
参考になれば幸いです。
柏岡秀男,池田友子 インプレス 2017-05-25
∞Tadashi Suyama∞